【5月25日 AFP】オランダ・エールディビジのPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)は24日、ルート・ファン・ニステルローイ(Ruud Van Nistelrooy)監督が即時辞任すると発表した。

 オランダ杯(KNVB Beker 2022-23)で優勝を飾り、現在エールディビジで2位につけているものの、指揮官は選手やコーチングスタッフに対し、「クラブのサポートの欠如」を理由に退団すると伝えた。

 PSVは発表の中で、「ここ数日間クラブの内部事情について話し合い」を行い、23日午後にはクラブの取締役とファン・ニステルローイ監督との間で会議が行われたとしている。

 28日に行われるAZアルクマール(AZ Alkmaar)戦に「焦点を当て続けることが決定され、今季終了後にさらなる話し合いが行われる」という。

 AZ戦では、アシスタントコーチのフレッド・ルッテン(Fred Rutten)氏が指揮を執る。

 ファン・ニステルローイ氏は1998年から2001年にかけてPSVでプレーし、その後はイングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)やスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)などで活躍した。

 指導者としては、2014年のW杯ブラジル大会(2014 World Cup)で、オランダ代表のフース・ヒディンク(Guus Hiddink)監督のアシスタントを務めるなどし、2016年にはPSVに復帰。今季開幕から指揮官を務めていた。(c)AFP