【5月25日 AFP】サッカートルコ1部リーグのファティ・カラギュムリュク(Fatih Karagumruk SK)は24日、アンドレア・ピルロ(Andrea Pirlo)監督(44)が今季3試合を残して退任すると発表した。

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 ピルロ監督は2021年にイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)の指揮官を解任されると、昨年8月にカラギュムリュクの監督に就任し、指導者キャリアの立て直しを目指していた。

 カラギュムリュクとは1年契約を結んでいたが、「来季も継続できないため、今後の計画をする機会を与えてあげるためにも、早めに去る許可を出した」と説明された。

 ピルロ監督は現役時代、ACミラン(AC Milan)とユベントスで欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)を2度、セリエAを6度制し、イタリア代表としても2006年のW杯ドイツ大会(2006 World Cup)で優勝を経験した。

 引退後は2020年8月にユベントスの監督に就任し、チームをイタリア杯(Italian Cup 2020-21)制覇に導いたが、チャンピオンズリーグは16強で敗退し、リーグでは4位に終わって10連覇を逃したことを受け、2021年に解任された。

 カラギュムリュクは現在リーグ9位につけている。(c)AFP