チェルシーのマウントがストーカー被害 被告の女が有罪認める
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【5月25日 AFP】イングランド・プレミアリーグのチェルシー(Chelsea)に所属するメイソン・マウント(Mason Mount)に対し、4か月にわたってストーカー行為をしていた被告の女が24日、有罪を認めた。
インフルエンサーのオーラメリッサ・スローン(Orla Melissa Sloan)被告(21)はこの日、マウントや元チェルシーのビリー・ギルモア(Billy Gilmour)へのストーカー行為や、同じくチェルシーのベン・チルウェル(Ben Chilwell)への嫌がらせなどの罪状を認めた。
マウントは2020年11月、チルウェルのホームパーティーで出会ったスローン被告と一夜を共にした。半年ほど連絡を取り合った後にマウントは「関係が進展しないと判断した」という。
検察によると、マウントがこれを「スローン被告に知らせたところ、しつこくメッセージが送られてくるようになり」、メッセージを送るのをやめるよう頼んだ後、番号をブロックしたという。
その後、新しい番号からメッセージが届くようになり、マウントが番号をブロックするたびに別の番号からのメッセージが来るようになった。
検察官は、計21個の異なる番号がマウントへの連絡に使用されたと述べている。
マウントは「彼女が自分に執着心や強迫観念を持っていて、何をしでかすかわからないと懸念していた」とし、「スローン被告は住んでいる場所やトレーニング場所を大体知っている。連絡できないと練習場に現れるかもしれないと心配している」と述べている。
一方、昨年9月にチェルシーからブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に移籍したギルモアは、スローン被告とメッセージのやり取りをした後、関係を持たないと伝えたという。
スローン被告はギルモアに対して妊娠を主張したものの、法廷ではこれが「まったくのでたらめ」だったと説明された。
判事によるとスローン被告には懲役刑が科される可能性がある。判決は6月20日に言い渡される。(c)AFP