【5月25日 AFP】サッカーイタリア杯(Italian Cup 2022-23)は24日、決勝が行われ、インテル(Inter Milan)はラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)の2得点でフィオレンティーナ(Fiorentina)に2-1で逆転勝利し、連覇を果たした。

 試合開始早々にフィオレンティーナのニコラス・ゴンサレス(Nicolas Gonzalez)に先制点を許したインテルだったが、29分にマルセロ・ブロゾビッチ(Marcelo Brozovic)のスルーパスからマルティネスがクラブ通算100点目となる同点ゴールを決めると、37分にはニコロ・バレッラ(Nicolo Barella)が右サイドから上げたクロスをマルティネスがボレーシュートで突き刺して決勝点を挙げた。

 インテルのイタリア杯制覇は歴代2位のASローマ(AS Roma)に並ぶ通算9回目。歴代最多は14回のユベントス(Juventus)となっている。

 大会6度の優勝を誇るフィオレンティーナは2000-01シーズン以来となるトロフィー獲得はならなかったが、ヨーロッパカンファレンスリーグ(UEFA Europa Conference League 2022-23)でもタイトル獲得の可能性を残している。6月7日の決勝では、イングランド・プレミアリーグのウェストハム(West Ham)と対戦する。

 一方のインテルもその3日後、プレミア王者のマンチェスター・シティ(Manchester City)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)決勝を控えている。(c)AFP