【5月24日 AFP】22-23スペイン1部リーグは23日、第36節の試合が行われ、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)は久保建英(Takefusa Kubo)の決勝点で10人になったアルメリア(UD Almeria)を1-0で下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権獲得に大きく前進した。

 36分、アルメリアはルイス・スアレス(Luis Javier Suarez)がロビン・ルノルマン(Robin Le Normand)への荒いタックルで退場処分となった。

 するとソシエダはハーフタイム直前、好調の久保が右サイドから内に切れ込んでゴール左上隅にシュートを放ち、見事な得点を挙げた。

 13-14シーズンを最後にチャンピオンズリーグの舞台から離れているソシエダは、今季残り2試合で勝ち点2を積むか、勝ち点8差の5位につけているビジャレアル(Villarreal CF)が残り3試合で全勝を逃せば、4位以内が確定する。

 ビジャレアルは24日にカディス(Cadiz CF)戦を控えている。

 一方、FCバルセロナ(FC Barcelona)は、降格圏に沈むレアル・バジャドリード(Real Valladolid)に1-3で敗れた。

 試合開始早々にアンドレアス・クリステンセン(Andreas Christensen)のオウンゴールで先制を許したバルサは、その後バジャドリードのサイル・ラリン(Cyle Larin)のPKとゴンサロ・プラタ(Gonzalo Plata)のゴールで追加点を許した。

 バルサは終盤、ロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が1点を返すにとどまった。

 この勝利でバジャドリーは暫定ながら17位に浮上し、降格圏に3ポイント差をつけている。(c)AFP