ユーベに勝ち点10剥奪処分、欧州CL出場権遠のく
発信地:ローマ/イタリア
このニュースをシェア
【5月23日 AFP】イタリアサッカー連盟(FIGC)の控訴院は22日、不正会計問題で同国セリエAのユベントス(Juventus)に勝ち点10剥奪の処分を科した。
ユベントスは勝ち点15の剥奪を命じられていたが、先月イタリアオリンピック委員会(CONI)の審議会がこれを取り消し、当初の裁定を修正するよう求めていた。
これにより、今季リーグ戦2試合を残す中でユベントスはトップ4から後退し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場の望みが大きく遠ざかった。ユベントスはここ11シーズン、チャンピオンズリーグに出場していた。
この日の制裁発表後に行われた試合で、ユベントスは1-4でエンポリ(Empoli)に完敗を喫し、前日までセリエAの2位につけていたものの7位に転落。4位ACミラン(AC Milan)との勝ち点差は5となっている。
今週末にはそのミランとの一戦を控えており、その翌週の最終節ではウディネーゼ(Udinese)と対戦する。(c)AFP