【5月18日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)は17日、準決勝第2戦が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)はベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)の2ゴールなどで4-0でレアル・マドリード(Real Madrid)を下し、2戦合計スコア5-1で決勝進出を決めた。

 23分にケビン・デ・ブルイネ(Kevin de Bruyne)のアシストからシウバが先制点を決めたシティは、37分にイルカイ・ギュンドアン(Ilkay Guendogan)のシュートがエデル・ミリトン(Eder Militao)に防がれたボールを、再びシウバが頭で押し込んで追加点を挙げた。

 後半は打って変わってレアルの反撃を受けたシティだったが、昨季準決勝のような、終盤の劇的な展開はなかった。

 76分にミリトンのオウンゴールで追加点を挙げたシティは、さらに終了間際、アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)との交代でピッチに入ったフリアン・アルバレス(Julian Alvarez)が、その2分後にフィル・フォーデン(Phil Foden)のパスから4点目を決めた。

 記念すべき一夜を過ごしたシティは、1998-99シーズンにマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)が達成した3冠まであと3勝に迫った。

 ここ6シーズンで5度目となるリーグ優勝は、残り3試合で勝ち点3を獲得すればよいという形式上のものとなっており、6月3日にはユナイテッドとのイングランドFAカップ(FA Cup 2022-23)決勝も控えている。

 しかし、シティが最も切望するのはクラブ史上初のチャンピオンズリーグ制覇であり、6月10日にトルコ・イスタンブールで行われるインテル(Inter Milan)との決勝では大本命になるとみられる。(c)AFP/Kieran CANNING