【5月20日 CGTN Japanese】中国四川省(Sichuan)の成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地に行けば、高い確率で「果頼(標準語では『過来(グオライ)』、日本語で『おいで』という意味)……ここだよ!」と叫ぶ声が聞こえます。パンダ基地内の「トップスター」である「和花(愛称:ファーファー)」は、「ファーファー」と呼ばれても反応しないのに、「グオライ」と呼ばれると目が輝きます。多くのネットユーザーは、「ファーファー」が自分のことを「グオライ」だと思っているのではないかとからかっています。

「グオライ」の一言で、パンダ総出動!「グオライ召喚術」を操る飼育員の譚金淘さんは、「譚爺爺(譚おじいさん)」という愛称でよく知られています。今年51歳になる譚さんは、なんと来園客から10年以上も「おじいさん」と呼ばれています。

 譚さんは1999年、27歳の時にパンダ基地に入り、主に1~2歳のパンダの世話をする飼育員となりました。この年頃のパンダは、人間で言えば嬰児から児童への過渡期にあたるため、譚さんは「パンダ幼稚園」の園長と自称しています。

 譚さんの「幼稚園」には現在、6頭のパンダの子どもがいます。譚さんは、パンダの世話をするためにパンダ舎の隣の小屋に泊まることが多く、夜中に物音がするとすぐに立ち上がって様子を見ます。食事の世話や掃除のほか、今後の健康診断を受けやすくするため、「園児」の行動訓練を行っています。

 譚さんは適齢期の子パンダを「幼稚園」に迎え、大きくなったら上のクラスに送り、24年間この仕事を続けてきました。これまでに何頭のパンダを世話したかは覚えていませんが、後ろ姿を見ればはっきりと名前を呼ぶことができるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News