アルカラスがイタリア国際3回戦敗退 全仏前にまさかの番狂わせ
このニュースをシェア
【5月16日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2023)は15日、男子シングルス3回戦が行われ、大会第2シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)は、トップシードとして臨む全仏オープン(French Open 2023)を前に、予選勝者のファビアン・マロジャン(Fabian Marozsan、ハンガリー)に3-6、6-7(4-7)で敗れた。
全米オープン(US Open Tennis Championships 2023)王者のアルカラスは、バルセロナ・オープン(Barcelona Open Banc Sabadell 2023)とマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)で2大会連続優勝を飾り、22日付の最新世界ランキングでノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)に代わりトップに立つことが確定していたが、この日はハンガリーの伏兵にまさかの番狂わせを喫した。
現在世界135位のマロジャンは、第2セットのタイブレークで連続6ポイントを奪って大金星を記録し、全仏オープンの開幕を約2週間後に控える中でアルカラスに警鐘を鳴らした。ツアー大会の本戦出場はこれが初めてで、今大会では自身初白星を収めている。準々決勝進出を懸けた次戦は、第15シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)に挑む。
一方、第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は3-6、6-1、6-3で第31シードのベルナベ・サパタ・ミラージェス(Bernabe Zapata Miralles、スペイン)に逆転勝ちし、この大会での自身最高成績となる16強入りを果たした。
第6シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)も7-6(10-8)、6-3で第27シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)を退け、4回戦に進出した。
この日の夜は雨に見舞われ、男子シングルス3試合が順延となった。(c)AFP