【5月15日 CGTN Japanese】2023中国オンラインパフォーマンス(ライブ配信とショートムービー)業界の年次総会がこのほど北京市内で開かれました。年次総会で発表された業界発展報告書(2022~2023)によりますと、中国には現時点で、1億5000万を超えるライブ配信アカウントと10億を超えるコンテンツクリエイターアカウントがあり、市場営業収入は約2000億元(約3兆9000億円)に上ります。

 報告書によりますと、ライブ配信者は高学歴化、若年化、専業化の傾向にあります。関連の雇用創出は1億を超え、ライブ配信・ショートムービー関連企業への就職を希望する人は約50万人に上ります。2022年に新たに開設されたライブ配信アカウントは1032万です。

 2022年以来、ライブ配信・ショートムービー関連プラットフォームは、人々の生活と消費に深く溶け込み、食・住・外出・観光・消費・娯楽などのあらゆる場面に浸透しています。地元の生活を主とする「新型消費」を押し上げ、地元の求人や不動産仲介などの分野での供給と需要のマッチングに助力し、観光プロモーションのツールとしてショートムービーが活用されています。

 一方、中国のライブ配信・ショートムービー業界は海外進出にも乗り出しています。当面の主なターゲット市場は中南米、東南アジア、中東などです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News