【5月15日 AFP】世界柔道選手権(World Judo Championships 2023)は14日、カタール・ドーハで最終日が行われ、男女混合団体戦決勝で日本はフランスを4-3で下し、6連覇を飾った。

 日本は男子73キロ級で銅メダルの橋本壮市(Soichi Hashimoto)、女子70キロ級で金メダルの新添左季(Saki Niizoe)が連敗したが、男子90キロ級の田嶋剛希(Goki Tajima)が延長の末に初勝利。しかし、瀬川麻優(Maya Segawa)が指導三つの反則負けを喫し、フランスが優勝まであと1勝と迫った。

 それでも日本は男子90キロ超級の斉藤立(Tatsuru Saito)が反則勝ちを収めると、女子57キロ級の舟久保遥香(Haruka Funakubo)も勝利し、3-3の同点に。すると、代表戦では再び登場した新添がマルゴー・ピノ(Margaux Pinot)から反則勝ちを収めた。

 日本は6度開催された世界柔道の団体戦すべてで金メダルを獲得している。

 今大会の日本勢は金6枚、銀2枚、銅4枚の計12枚でメダル獲得数トップとなった。フランスが金2枚、銀4枚、銅2枚の計8枚で2位に続いた。(c)AFP