【5月14日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは13日、第36節の試合が行われ、マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は2-0でウォルバーハンプトン・ワンダラーズ(Wolverhampton Wanderers)を下し、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権獲得に近づいた。

 マンチェスター・ユナイテッドは全62試合に及ぶ今季終盤を迎えて選手が疲労困憊(こんぱい)し、公式戦ここ8試合では2勝にとどまってトップ4入りに向けて足踏みが続いていた。

 得点力不足にも悩まされていたマンチェスター・ユナイテッドだが、この日は32分にアントニー・マルシアル(Anthony Martial)が先制ゴールを奪うと、試合終了間際には途中出場のアレハンドロ・ガルナチョ(Alejandro Garnacho)が追加点を挙げ、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)を欠きながらも大事な勝ち点3を手にした。

 ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)は2-2でリーズ・ユナイテッド(Leeds United)と引き分けたものの、マンチェスター・ユナイテッドを得失点差で上回り3位を守った。両チームは今季3試合を残す中で、5位リバプール(Liverpool FC)との勝ち点差を4としている。

 サウサンプトン(Southampton FC)は0-2でフラム(Fulham)に敗れ、11年間を過ごしたプレミアリーグからの降格が決まった。

 一方でノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)は2-2でチェルシー(Chelsea)と引き分け、降格圏との勝ち点3差を保っている。(c)AFP