【5月13日 AFP】ロシアは12日、英国がウクライナに長距離巡航ミサイル「ストームシャドー(Storm Shadow)」を供与する決定を下したのは「極めて敵対的な措置」と非難した。

 ロシア国防省は「英国の決定は極めて敵対的な措置であり、ウクライナへの武器供与を拡大し、深刻なエスカレーションを招くのが狙いだ」「英国は明らかに一線を越え、破壊と人的損失の点で、紛争を一変させようとしている」と述べた。

 さらに、ストームシャドーがもたらす脅威を無力化するため、「必要なあらゆる措置を講じる」とした。

 英国は11日、空中発射型のストームシャドーを供与すると発表。ウクライナに長距離巡航ミサイルを供与する初めての国となった。(c)AFP