シフィオンテクが初戦ダブルベーグル イタリア国際V3へ好発進
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【5月13日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2023)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6-0、6-0でアナスタシア・パフリュチェンコワ(Anastasia Pavlyuchenkova)に完勝し、大会3連覇に向けて好発進した。
前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)では準優勝に終わったシフィオンテクだが、この日は全仏オープン(French Open 2023)に向けて絶好調のプレーを見せ、イタリア国際でのマッチ連勝を12に伸ばした。
試合後には、3月のBNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)で痛めた肋骨(ろっこつ)について「まだ違和感は残っているけれど、それは本当にほんの少しだけ。マイアミ(・オープン<Miami Open 2023>)を棄権した時も痛みは小さかった。悪化のリスクがあったからやめただけ」と報道陣に明かした。
前日には世界ランキング2位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)と同3位のジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)が敗退しており、シフィオンテクの大会制覇への道筋が開けた。3回戦の相手は、レシヤ・ツレンコ(Lesia Tsurenko、ウクライナ)に決まった。
一方、第4シードのオンス・ジャバー(Ons Jabeur、チュニジア)は、パウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)に1-6、4-6で敗退。ここ数週間はふくらはぎのけがに悩まされており、ポルシェ・テニス・グランプリ(Porsche Tennis Grand Prix 2023)では準決勝を途中棄権し、連覇を目指していたマドリード・オープンも出場を断念していた。
バドサは3回戦で第32シードのマルタ・コスチューク(Marta Kostyuk、ウクライナ)と対戦する。(c)AFP/Terry DALEY