【5月12日 AFP】テニス、イタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2023)は11日、女子シングルス2回戦が行われ、大会第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は6-7(4-7)、2-6で世界ランキング134位のソフィア・ケニン(Sofia Kenin、米国)に敗れ、大会初制覇の希望を打ち砕かれた。

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 全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)女王のサバレンカは、前週のマドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)で優勝したばかりだった。今年に入って出場した大会では全てベスト8以上に勝ち残り、ここまでの勝ち星も今季最多の29勝を記録していた。

 一方、ケニンがトップ10選手から勝利するのは、優勝した2020年の全豪オープンで当時世界1位のアシュリー・バーティ(Ashleigh Barty、オーストラリア)を撃破して以来となった。

 第3シードのジェシカ・ペグラ(Jessica Pegula、米国)も2-6、6-3、3-6で世界168位のテイラー・タウンゼント(Taylor Townsend、米国)に敗れ、大会から姿を消した。

 昨年の全仏オープン(French Open 2022)準優勝者で第6シードのココ・ガウフ(Coco Gauff、米国)は、わずか1時間足らずでユリア・プチンツェワ(Yulia Putintseva、カザフスタン)を6-0、6-1で一蹴し、3回戦に進出した。

 元世界1位で第14シードのビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)はスローン・スティーブンズ(Sloane Stephens、米国)と合計10ゲームのブレーク合戦を繰り広げた末に6-4、6-3で勝利した。(c)AFP/Terry DALEY