機内でも5Gが使える? 中国
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【5月12日 CGTN Japanese】中国では航空機内でも5Gが使える可能性が出てきました。常識に反するようですが、新技術の開発により、機内で5Gを使えるようになりそうです。
中国工業情報化部はこのほど、中国の通信大手・中国移動(チャイナ・モバイル)が5G周波数の一部である4.9GHz周波数帯を使って中国国内で5G空対地通信(5G-ATG)の技術試験を実施することを承認しました。
紹介によると、5G-ATGは5G公共移動通信ネットワーク技術により、航空機の航路に沿って関連する国際ルールと国内規則に合致する特殊基地局や所定の方向に電波の指向性を高められるビームフォーミングアンテナを設置することで、地上と航空機に空対地通信(ATG)リンクを確立し、乗客が機内で無線LAN接続方式によりインターネットにアクセスできるようにします。 5G-ATGは航空インターネットの質の高い発展を実現する重要な技術の一つであり、航空関連のインターネット分野における5Gなどの新技術の新たな応用であり、新業態です。
中国移動が5G-ATG試験を実施することで、5Gネットワークがカバーする空間次元をさらに高め、業界における5G応用のシナリオがさらに広がることになります。(c)CGTN Japanese/AFPBB News