【5月9日 AFP】米プロバスケットボール協会(NBA)は8日、デンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)のニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)に対し、試合中にフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)のオーナーと小競り合いを起こした問題で罰金2万5000ドル(約337万円)を科したと発表した。同選手は、出場停止処分については免れた。

 ヨキッチは、7日に行われたウエスタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)第4戦の第2クオーターに、「観客1人と不適切な接触」をしたとして処分された。

 ヨキッチが客席に入ったルーズボールを取ろうとした際、サンズのオーナーを務めるマット・イシュビア(Mat Ishbia)氏を肘で押しのけているように見えた。この試合でキャリアハイの53得点を記録したヨキッチは、そのときの自身の行為について、イシュビア氏が先に接触してきたためそれに反応しただけだと弁明していた。

 ウエスタンカンファレンス第1シードのナゲッツは、結局この試合を落とし、第4シードのサンズとシリーズ2勝2敗で並んでいる。第5戦は9日にナゲッツのホームで行われる。(c)AFP