【5月8日 AFP】男子テニス、チャレンジャーツアー(ATP Challenger Tour)のオープン・エクスプロバンス(Open Aix Provence Credit Agricole 2023)は7日、シングルス決勝が行われ、大会第5シードのアンディ・マレー(Andy Murray、英国)が2-6、6-1、6-2で第1シードのトミー・ポール(Tommy Paul、米国)を下し、2019年以来となるタイトルを手にした。

 通算3度の四大大会(グランドスラム)制覇を誇るマレーの優勝は、2019年のヨーロピアン・オープン(European Open 2019)以来。また、チャレンジャーツアーでは2005年に米国で行われた大会以来のタイトルとなった。

 現在世界ランク52位のマレーは、7月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)選手権でのシード獲得に向けてランキング上昇を目指している。

 表彰式でマレーは「ここ1年、1年半は自分のプレーに少し苦しんだ。それでもチームはサポートしてくれて、より良くなるためにともに働いてくれる。ここからが本番だ」と述べた。

 マレーは8日に発表される最新世界ランキングで、42位に浮上してトップ50に返り咲くことになる。(c)AFP