【5月8日 AFP】22-23NBAは7日、イースタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、第3シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)がオーバータイムの末に116-115で第2シードのボストン・セルティックス(Boston Celtics)に競り勝ち、戦績を2勝2敗のタイに戻した。

 シクサーズは復活したジェームズ・ハーデン(James Harden)が残り19秒での逆転3ポイントシュートを含めて42点を記録した。セルティックスも緊迫の試合終了間際、マーカス・スマート(Marcus Smart)がブザービーターかと思われたシュートを決めたが、試合終了後のシュートだったとして得点は認められなかった。

 ウエスタンカンファレンスでは、第4シードのフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)が129-124で第1シードのデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)を破り、こちらもシリーズ2勝2敗とした。サンズではケビン・デュラント(Kevin Durant)とデビン・ブッカー(Devin Booker)がそれぞれ36点を挙げた。

 ナゲッツはレギュラーシーズンMVP(最優秀選手)受賞2回のニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)がプレーオフ自身最多の53点を決めたが、勝利にはとどかなかった。さらには前半、客席へボールが飛び込んだ際に観戦していたサンズオーナーのマット・イシュビア(Mat Ishbia)氏を押してテクニカルファウルを取られており、出場停止処分を科される可能性もある。(c)AFP