【5月8日 AFP】ロシアの民間軍事会社ワグネル(Wagner)の創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏は7日、ウクライナ東部バフムート(Bakhmut)での作戦続行に向け、ロシア政府は十分な量の弾薬供給を約束したと明らかにした。同氏は先に、弾薬不足のため同社の戦闘員が「無駄死に」しているとして前線からの撤退を警告するとともに、国防省幹部らを強く非難していた。

 プリゴジン氏は「昨夜、戦闘命令を受けた」とし、「(政府は)バフムートでの作戦継続に必要な弾薬や装備をすべて供給すると約束した」と述べた。

 同氏は5日、テレグラム(Telegram)への投稿で、セルゲイ・ショイグ(Sergei Shoigu)国防相と軍のワレリー・ゲラシモフ(Valery Gerasimov)参謀総長のせいでロシア側の犠牲者が「数万人」に上っていると非難。10日にバフムートの前線から撤退すると警告していた。(c)AFP