【5月7日 AFP】ロシアで6日、同国の作家が乗った車が爆発し助手が死亡、作家本人が負傷した。事件をめぐり、ロシア政府は米国を非難している。

 負傷したのは著名作家のザハール・プリレーピン(Zakhar Prilepin)氏。ロシア当局は6日、爆発にウクライナが関与しているとの見方を示した。

 事件は午前11時(日本時間午後5時)ごろ、プリレーピン氏が活動拠点としていた、モスクワ東方400キロのニジニーノブゴロド(Nizhny Novgorod)州で起きた。

 ロシア連邦捜査委員会(Investigative Committee)は、横転し、一部破損した車両の画像を公開し、プリレーピン氏が医療機関に搬送されたと明らかにした。同委員会はまた、アレクサンドル・ペルミャコフ(Alexander Permyakov)容疑者の拘束についても発表した。

 調べに対しペルミャコフ容疑者は、「ウクライナの特務機関の指示」で犯行に及んだと話したとされる。

 事件についてロシア外務省は、「今回やその他のテロ行為の責任はウクライナだけでなく西側諸国、主に米国にある」と述べた。

 ロシアでは4月にも、サンクトペテルブルク(St. Petersburg)市内のカフェで起きた爆発で、ウクライナ侵攻を支持する著名軍事ブロガーのウラドレン・タタルスキー(Vladlen Tatarsky)氏が死亡している。

 ロシアは4月の事件でもウクライナが背後にいるとしており、服役中のロシアの反体制派指導者アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏の支持者が支援したと主張している。(c)AFP