【5月6日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)は5日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が6-4、6-3で第17シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)を下し、大会連覇に王手をかけた。

 アルカラスはこの日が20歳の誕生日で、試合後には大会側からプレゼントされたケーキで祝った。

 決勝では世界ランキング65位のラッキールーザー、ヤン・レナード・シュトルフ(Jan-Lennard Struff、ドイツ)と対戦する。

 33歳のシュトルフは、予選で敗れたアスラン・カラツェフ(Aslan Karatsev)に4-6、6-3、6-4でリベンジを果たし、決勝へ駒を進めた。決勝進出は準優勝した2021年のBMWオープン(2021 BMW Open)以来2度目で、ラッキールーザーがマドリード・オープンの決勝に進出するのは初となった。

 アルカラスとシュトルフは過去に2度対戦し、初対戦となった21年の全仏オープン(French Open 2021)ではシュトルフがストレート勝ちを収めたが、昨年のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2022)ではアルカラスがフルセットで勝利した。(c)AFP