NBAドンチッチが葬儀代負担へ セルビアの学校銃撃事件で 報道
発信地:ワシントンD.C./米国
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【5月5日 AFP】米プロバスケットボール(NBA)で通算4度のオールスター選出を誇るダラス・マーベリックス(Dallas Mavericks)のルカ・ドンチッチ(Luka Doncic)が、セルビアの首都ベオグラードの初等学校で3日に起きた銃撃事件で犠牲になった児童8人と警備員1人の葬儀費用を負担すると、米スポーツ専門チャンネルESPNが4日に報じた。
スロベニア出身のドンチッチは、家族の大半がベオグラード出身。自身の財団の広報担当者がESPNに話したところによれば、学校のクラスメートと職員のカウンセリング費用も支払う。
事件後にSNSを更新したドンチッチ本人も、「事件の影響を受けた生徒や教員、家族への迅速かつ長期的な支援を模索している」と明かし、財団を通じたサポートの意向を表明した。
また、ベオグラードから200キロ足らずの距離にあるソンボル(Sombor)出身で、通算2度のレギュラーシーズン最優秀選手(MVP)選出を誇るデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)のニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)は、母国で銃撃事件が起きたことに驚きつつ、「みんなのケアをする必要がある」と話した。
セルビアのテレビ局セルビア放送(RTS)は、4日遅くにベオグラードから60キロ南のムラデノバツ(Mladenovac)でも別の銃撃事件があり、8人が死亡し、13人が負傷したと報じている。(c)AFP