【5月4日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは3日、第28節の延期分が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)のアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が、ホームのウェストハム(West Ham)戦で今季リーグ戦35ゴール目を決め、プレミアのシーズン最多得点記録を更新した。シティは3-0で勝利し、消化が1試合少ない中で2位アーセナル(Arsenal)と1ポイント差の首位に再浮上した。

 ハーランドは70分、ジャック・グリーリッシュ(Jack Grealish)のパスに抜け出すと、落ち着いて相手GKの頭上を抜くシュートを決め、1990年代にアンディ・コール(Andy Cole)とアラン・シアラー(Alan Shearer)がマークしたシーズン34ゴールの記録を塗り替えた。シティ加入1年目の22歳は、これで今季公式戦通算51ゴール。試合後にはチームメートが花道をつくって新記録をたたえた。

 49分にナタン・アケ(Nathan Ake)の得点で均衡を破ったシティは、ハーランドが追加点を挙げると、終盤には途中出場のフィル・フォーデン(Phil Foden)がダメ押しの3点目を奪った。

 リバプール(Liverpool FC)はモハメド・サラー(Mohamed Salah)のゴールでフラム(Fulham)に1-0で勝利。今季初の5連勝を飾り、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場へ望みをつないだ。2試合消化が少ない4位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との差は4ポイントとなっている。(c)AFP/Kieran CANNING