【5月2日 AFP】22-23NBAは1日、イースタンカンファレンスのプレーオフ準決勝(7回戦制)が行われ、第3シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)は119-115でボストン・セルティックス(Boston Celtics)との初戦を制した。

 敵地に乗り込んだシクサーズは、試合時間残り8.4秒でジェームズ・ハーデン(James Harden)が逆転の3ポイントシュートを決め、敵地TDガーデン(TD Garden)を静まらせた。

 膝の負傷で中心選手のジョエル・エンビード(Joel Embiid)を欠いたシクサーズだったが、30本中17本のシュートを決め、うち7本が3ポイントだったハーデンが45得点を記録。タイリース・マキシー(Tyrese Maxey)が26得点、トビアス・ハリス(Tobias Harris)が18得点を決めた。

 一方のセルティックスはジェイソン・テイタム(Jayson Tatum)が39得点、ジェイレン・ブラウン(Jaylen Brown)が23得点を記録している。

 ウエスタンカンファレンスの準決勝ではニコラ・ヨキッチ(Nikola Jokic)を擁するデンバー・ナゲッツ(Denver Nuggets)が97-87でフェニックス・サンズ(Phoenix Suns)を下し、2連勝を飾った。

 レギュラーシーズン最優秀選手(MVP)を2回獲得しているヨキッチは、ハーフタイム明けの26得点を含む39得点を記録。第3クオーター途中には最大8点差をつけられていたナゲッツだったが、第4クオーターで27-14とサンズを引き離し、ロースコアの一戦を制した。

 デビン・ブッカー(Devin Booker)が35得点、ケビン・デュラント(Kevin Durant)が24得点を決めたサンズは、最終クオーターにナゲッツの反撃に応じることができなかった。また、第3クオーター終了間際にはクリス・ポール(Chris Paul)が鼠径(そけい)部を痛めた様子で足を引きずりながらロッカールームに向かった。(c)AFP