【4月29日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は28日、第30節の試合が行われ、首位ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は1-1で下位のVfLボーフム(VfL Bochum)と引き分け、優勝争いの主導権を2位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)に譲った。

 アウェーのドルトムントは、降格圏からわずか2ポイント差の15位に沈むボーフムに開始5分で先制を許すと、直後にカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)のゴールで追いついたが、そのままドローとなった。

 この結果、リーグ11連覇を狙うバイエルンは30日に行われる最下位ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)戦で勝利すれば、ドルトムントと1ポイント差の首位に浮上する。

 ドルトムントのエディン・テルジッチ(Edin Terzic)監督は、「優勝に近づく貴重なチャンス」だっただけに「非常に苦い」結果だとコメント。同点に追いついた後、PK獲得の可能性があったプレーが流された場面が「大きかった」と振り返った。(c)AFP