【4月29日 AFP】22-23NBAは28日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は125-85で第2シードのメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に大勝し、シリーズ4勝2敗でカンファレンス準決勝の切符を手に入れた。

 レイカーズは、ディアンジェロ・ラッセル(D'Angelo Russell)がチーム最多の31得点、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が22得点6アシスト、アンソニー・デイビス(Anthony Davis)が16得点14リバウンドを記録した。

 チーム全体でもペイントエリアや速攻、リバウンド、セカンドチャンスからの得点で相手を圧倒。プレーオフのシリーズ勝利は、通算17度目の優勝を果たした2019-20シーズン以来となった。

 対するグリズリーズは、ジャ・モラント(Ja Morant)が10得点、サンティ・アルダマ(Santi Aldama)がチーム最多の16得点、デズモンド・ベイン(Desmond Bane)が15得点に終わった。

 もう一つの試合では、第3シードのサクラメント・キングス(Sacramento Kings)が118-99で第6シードのゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)を下して最終第7戦に持ち込み、レイカーズは対戦相手の決定を待つことになった。

 キングスは、3連敗で敗退の危機に直面したところから、シリーズ3勝3敗に戻した。今回は2005-06シーズン以来のプレーオフ出場で経験値では相手に劣っていたものの、レギュラーシーズンでウォリアーズが33勝8敗の強さを見せていたチェイス・センター(Chase Center)でもひるまずに戦った。

 ベンチスタートのマリーク・モンク(Malik Monk)が28得点、デアローン・フォックス(De'Aaron Fox)が26得点でチームの勝利に貢献。30日にホームファンの前でシリーズ突破を果たすチャンスを引き寄せた。

 対するウォリアーズはステフェン・カリー(Stephen Curry)がチーム最多の29得点、5アシストを稼ぎ、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)も22得点を記録。しかし、他の選手からは援護を得られず、2桁得点差をつけられて後半に折り返すと、点差を5点までしか縮められなかった。(c)AFP