【4月27日 AFP】収監中のロシアの反体制派指導者、アレクセイ・ナワリヌイ(Alexei Navalny)氏(46)は26日、モスクワの裁判所にオンライン形式で出廷し、「テロ」容疑で終身刑に処される恐れがあると述べた。

 ナワリヌイ氏は「私はばかげた容疑で訴えられた。その刑期は最長35年の可能性がある」と語った。囚人服姿で、やせてはいたが、強気な態度が見られた。

 同氏は過激活動への関与などの疑いで審理されている。この日、「テロ」絡みでも軍事裁判にかけられると伝えられたと述べた。それに関しては、終身刑が言い渡される可能性もあると話した。

 ナワリヌイ氏は昨年10月、「過激主義」や「テロ」、「ナチス主義の復興」の疑いで新たに刑事訴追されたと語っていた。現在、横領などの罪で懲役9年が科され、収監されている。

 一方、中部エカテリンブルク(Yekaterinburg)では、ナワリヌイ氏の友人のエフゲニー・ロイズマン(Yevgeny Roizman)氏の裁判も行われている。

 ウクライナ侵攻が1年以上にわたって続く中、当局は国内で締め付けを一段と強めている。独立系メディアは閉鎖され、主要な野党政治家は収監されるか、亡命を余儀なくされている。(c)AFP