マンC、アーセナルとの天王山に大勝 優勝争い優位に
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【4月27日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは26日、第33節の試合が行われ、マンチェスター・シティ(Manchester City)は首位アーセナル(Arsenal)との天王山に4-1で大勝し、優勝争いの主導権を掌握した。
ホームのシティはケビン・デ・ブルイネ(Kevin De Bruyne)が2ゴールに加え、ジョン・ストーンズ(John Stones)の得点をアシスト。アーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)は今季リーグ戦33点目で最後を飾り、モハメド・サラー(Mohamed Salah)の持つ38試合制でのシーズン最多得点記録を塗り替えた。
今季は予想に反し、大半でアーセナルが首位を走ってきたが、ここ1か月は失速。対するシティはプレッシャーを感じさせず、この日も直近5シーズンで4度リーグ制覇を果たしているゆえんを示した。
これでシティは7連勝。順位ではアーセナルと2ポイント差の2位だが、消化が2試合少ない。今季は残り7試合で、うち6勝すれば自力での3連覇が決まる。
一方のアーセナルは、これでリーグ戦直近4戦未勝利。シティ戦は2023年に入って3敗目で、19年ぶりのリーグ優勝を目指す上でとどめの一撃になったかもしれない。ミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は「より良いチームが勝った」と完敗を認めつつ、「まだ5試合ある。自分はこの国に22年いるが、状況は大きく変わる」と顔を上げた。
チェルシー(Chelsea)はブレントフォード(Brentford FC)に0-2で敗れ、フランク・ランパード(Frank Lampard)暫定監督の就任後5連敗となった。
6位リバプール(Liverpool FC)はコーディ・ガクポ(Cody Gakpo)とジョエル・マティプ(Joel Matip)のゴールでウェストハム(West Ham)に2-1で逆転勝ち。4位以内でのフィニッシュに望みをつないだが、消化が一つ少ない4位マンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)との差は6ポイントとなっている。
ノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)はブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)に3-1で勝利し、降格圏から脱出した。(c)AFP/Steven GRIFFITHS