レアルがジローナに4失点完敗、ソシエダはベティスとドロー
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【4月26日 AFP】22-23スペイン1部リーグは25日、第31節の試合が行われ、レアル・マドリード(Real Madrid)はタティ・カステジャーノス(Taty Castellanos)に4ゴールを奪われて2-4でジローナ(Girona FC)に敗れた。これで首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は優勝にまた一歩近づいた。
2位レアルはバルセロナより消化試合数が一つ多い中で勝ち点差が11のままとなり、この敗戦で連覇の希望は事実上ついえた。
レアルが欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)準決勝のマンチェスター・シティ(Manchester City)戦を控える中、シティが所有する米メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFC(New York City FC、NYCFC)からローン加入中のカステジャーノスは、相手守備陣の間隙(かんげき)を突いた。
今月初旬のバルセロナ戦で大きなチャンスをものにできず涙を流していたカステジャーノスだったが、この日は前後半に2得点ずつを挙げるという目を見張る形でその埋め合わせをした。
レアルのカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、「こういった試合で敗れるのは厳しい。守備面のレベルが悪かった。そこが試合のカギだった。個人個人のレベルも低かった。何人かではなくて全員がだ。最近の試合では非常に良かった守備の部分をきょうは忘れてしまった」と述べた。
一方、4位につけるレアル・ソシエダ(Real Sociedad)は5位レアル・ベティス(Real Betis)と0-0で引き分け、勝ち点6差を保った。踏ん張って何とかスコアレスドローに持ち込んだソシエダは、来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権確保へ足場を固めた。(c)AFP