【4月25日 AFP】サッカースペイン1部リーグのFCバルセロナ(FC Barcelona)は24日、本拠地カンプ・ノウ(Camp Nou)の再開発計画に向けて14億5000万ユーロ(約2150億円)の資金を確保したとして、6月1日から改修工事に着手することを明らかにした。

 クラブの発表によると、資金の調達元は20件の投資家からで、返済については5年から24年まで段階的に行われ、工事が完了し次第ローンの支払いを開始するという。

 改修工事の間、チームはモンジュイック(Montjuic)にあるエスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニス(Estadi Olimpic Lluis Companys)でプレーする。工事は2026年までに完了予定だが、フル稼働前の2024-25年シーズンには再びカンプ・ノウに戻ることになっている。

「エスパイ・バルサ(Espai Barca)」と呼ばれるこの計画には、カンプ・ノウに加え、他のクラブ施設への支出も含まれており、バスケットボールとハンドボールチームの本拠地パラウ・ブラウグラナ(Palau Blaugrana)に4億2000万ユーロ(約621億円)、サッカー男子のリザーブチームと女子チームがプレーするエスタディ・ヨハン・クライフ(Estadi Johan Cruyff)に2000万ユーロ(約29億6000万円)が充てられる。(c)AFP