【4月25日 AFP】ドイツの首都ベルリンで24日、政府の気候変動対策に抗議する環境活動家らが高速道路に座り込むなどして数十本の幹線道路を封鎖し、交通に大きな混乱を引き起こした。

 抗議行動を呼び掛けたのは、環境保護団体ラスト・ジェネレーション(Last Generation)。参加者らは交通量の多い高速道路A100など市内各所の道路に座り、接着剤で手を貼り付けるなどして交通を妨げた。

 地元警察当局によると、同日朝開始された抗議行動への対応で、警官約500人を配備。午前9時(日本時間午後4時)時点で、市内の道路の33か所で交通が阻害されたという。

 市運輸当局は事前に、通勤時間帯の渋滞が予想されると警告していた。同団体は、今後数日間抗議を続けると予告している。(c)AFP