ドルトが首位浮上 バイエルンはマインツに「ノックアウト」負け
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【4月23日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は22日、第29節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-0でフランクフルト(Eintracht Frankfurt)に大勝。バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)が1-3でマインツ05(Mainz 05)に敗れた隙を突き、首位に浮上した。
ドルトムントはドニエル・マレン(Donyell Malen)の2得点とジュード・ベリンガム(Jude Bellingham)、ベテランのマッツ・フンメルス(Mats Hummels)の得点で勝ち点3を獲得し、残り5試合の緊迫した優勝争いを演出している。
キックオフ1時間前にバイエルンが敗れたため、勝てば単独首位に立つことが分かって試合に臨んだドルトムントは、10人のVfBシュツットガルト(VfB Stuttgart)相手に2回のリードをふいにして引き分けた前節と同じ過ちは犯さず、終盤に崩れることはなかった。
11年ぶりのリーグ優勝に向けて、残り5試合中3試合はホームゲームとなっている。
一方のバイエルンは14分間に3ゴールを奪われて敗れ、首位から陥落した。サディオ・マネ(Sadio Mane)に昨年10月以来の得点が生まれて先制したが、ルドビク・アジョルク(Ludovic Ajorque)、レアンドロ・バレイロ(Leandro Barreiro)、アーロン・マルティン(Aaron Martin)に立て続けにゴールを許した。
3月末にユリアン・ナーゲルスマン(Julian Nagelsmann)監督を解任し、ドルトムントやプレミアリーグのチェルシー(Chelsea)を率いたトーマス・トゥヘル(Thomas Tuchel)監督を招へいしたバイエルンだが、新監督就任後は公式戦7試合でわずかに2勝しかできていない。
トゥヘル監督は試合後、「相手はわれわれをノックアウトした」と話し、最近のチームは「過密日程で逆転する力がなかった」とコメント。この後3日間のオフを設けてから、次週の最下位ヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)戦に備えると明かした。(c)AFP