「マニアの復讐」 ウクライナ前線で奮闘するドローン部隊
このニュースをシェア
■「マニアの復讐(ふくしゅう)」
手りゅう弾を投下できるようドローンを特殊改造することもできる。手りゅう弾のピンを抜くため、遠隔操作式のクリップを3Dプリンターで製作して取り付けるのだ。オレクサンドルさんによると「兵士たちが使っていた電子たばこのバッテリーを使って実験した」という。
ドローンから手りゅう弾を投下して対戦車砲MT12を破壊した初めての成功は忘れられない。オレクサンドルさんは、ウクライナ軍がバフムートで持ちこたえているのもドローンがあるからだと強調する。
「(ロシアの民間軍事会社)ワグネル(Wagner)によるバフムート攻撃を撃退できているのも、ドローンが手りゅう弾を投下しているおかげだ」とオレクサンドルさん。「マニアの復讐ようなものだ」 (c)AFP/Florent VERGNES