【4月20日 AFP】フランスのエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)大統領は19日、年金の受給開始年齢の64歳への引き上げを含む年金改革法に署名した後初めて地方を訪問した際、東部セレスタ(Selestat)でブーイングを受けた。

 セレスタに到着した大統領に対し、「マクロン、辞任しろ」との声が飛んだほか、ブーイングややじが浴びせられた。ある男性は「今までに見たこともないほどに腐敗した政権だ」と批判した。

 ブーイングについて報道陣から問われたマクロン氏は「過去にはもっとひどい時もあった」と述べ、「快く思っていない人もいる。誰もが自由に自らの意見を主張できるべきだ。その後、国は進んでいかなければならない」とコメントした。(c)AFP/Francesco FONTEMAGGI