【4月18日 AFP】22-23NBAは17日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンス第3シードのサクラメント・キングス(Sacramento Kings)は、第6シードの昨季王者ゴールデンステイト・ウォリアーズ(Golden State Warriors)を114-106で下し、2連勝を飾った。

 ウォリアーズのドレイモンド・グリーン(Draymond Green)がドマンタス・サボニス(Domantas Sabonis)の胸を踏みつけて退場処分となる波乱の展開の中、サボニスとデアローン・フォックス(De'Aaron Fox)が24点ずつを挙げてキングスをけん引した。

 ステフェン・カリー(Stephen Curry)が28点、アンドリュー・ウィギンス(Andrew Wiggins)が22点、クレイ・トンプソン(Klay Thompson)が21点を記録したウォリアーズだったが、20回のターンオーバーを喫してキングスに楽に得点を許したことが響いた。

 第2クオーター序盤からのリードを守って勝利したキングスは、主導権を奪って敵地で20日から行われる第3戦に臨む。

 イースタンカンファレンス第3シードのフィラデルフィア・セブンティシクサーズ(Philadelphia 76ers)も96-84でブルックリン・ネッツ(Brooklyn Nets)を下し、対戦成績を2勝0敗とした。

 好スタートを切ったネッツに第2クオーター途中まで10点差をつけられたシクサーズだったが、5点差としてハーフタイムを迎えると、第3クオーターを24-14として逆転し、そのまま逃げきった。

 シクサーズでは、タイリース・マキシー(Tyrese Maxey)は6本のスリーポイントを沈めるなど23本中13本のフィールドゴール(FG)を決めて33得点を記録。ジョエル・エンビード(Joel Embiid)は常にダブルチームディフェンスを受けていたものの、20得点19リバウンド7アシストの数字を残した。(c)AFP