【4月18日 CGTN Japanese】注目されるジャイアントパンダ「丫丫(ヤーヤー)」が米国から帰国する日が近づくにつれ、北京動物園で「ヤーヤー」の隣人となる「萌蘭(モンラン)」への注目も高まっています。「モンラン」に会おうと北京動物園を訪れる観光客が後を絶たず、関連動画がインターネット上をにぎわせています。

 雄の「モンラン」は2015年7月4日に成都ジャイアントパンダ繁殖研究基地で生まれました。両親は共に有名なジャイアントパンダで、父は米アトランタ動物園生まれの「美蘭(メイラン)」、母は北京動物園の「最優秀女優」とも称される「萌萌(モンモン)」です。母親と父親の系図によりますと、「モンラン」はそれぞれにとって3番目の子どもで、15年に成都パンダ基地で生まれた3番目の赤ちゃんパンダでもあります。

「モンラン」は社交的で幅広い趣味を持ち、木登りや地下道掘り、腹筋運動、鳥の「飼育」などが得意です。21年12月15日正午には、自力でグラウンド内の赤いボールを踏んで水噴霧管をつかみ、さらにフェンスを乗り越えました。幸いなことに、壁の上にうつぶせになっただけで、それ以上の動きはありませんでした。飼育員が餌を使って引き戻しました。ネット上では、「モンラン」が壁をよじ登って監視装置をちぎったことがあるとして、「脱獄計画を長い間たくらんでいたかも」とからかう人もいました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News