【4月17日 Xinhua News】中国福建省(Fujian)の黄檗(Huang Bo)友好交流団が3月29日~4月11日にかけ、日本を訪問した。黄檗山万福寺(同省福清市)の定明住持を団長とする福建省黄檗禅文化研究院、福清黄檗学研究会の僧侶、学者ら7人で、日本の黄檗宗大本山万福寺(京都府宇治市)と東京中国文化センターの招きに応じ、日本黄檗宗の開祖、隠元の祥当(しょうとう)法要に参列し、仏教団体や大学、学術機関、臨済、曹洞、黄檗、浄土、日蓮各宗派の寺院を訪問した。中国の黄檗宗関係者にとって、今回の訪日は2022年10月に京都で開かれた黄檗宗日中友好記念活動と隠元禅師350年大遠諱(だいおんき)参列以来の重要な民間友好交流となった。

 一行は東京や大阪、京都、鎌倉、奈良、長崎などで、国際(日中)禅文化交流協会や日中臨黄友好交流協会、浄土宗宗務庁、日中友好宗教者懇話会、立正佼成会、長崎市仏教連合会などを訪問したほか、東京の増上寺、京都の黄檗山万福寺、南禅寺、天竜寺、妙心寺、霊雲院、海宝寺、長崎の興福寺など各宗派の大本山や重要寺院18寺を相次ぎ参観、訪問した。駒沢大学や禅文化研究所、黄檗文化研究所、鉄眼一切経版木収蔵庫、長崎史談会なども訪れた。(c)Xinhua News/AFPBB News