【4月17日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは16日、第31節の試合が行われ、2試合連続で2点のリードをふいにした首位アーセナル(Arsenal)は、2-2でウェストハム(West Ham)と手痛い引き分けに終わった。

 敵地に乗り込んだアーセナルは、ガブリエウ・ジェズス(Gabriel Jesus)とマルティン・ウーデゴール(Martin Odegaard)の得点で開始10分までに2点を先行した。しかし、2-2で引き分けた1週間前の前節リバプール(Liverpool FC)戦と同様、優勝争いのプレッシャーの中でそこから崩れた。

 サイード・ベンラーマ(Mohamed Said Benrahma)のPKで前半のうちに1点を返されると、後半の早い時間帯にPKのチャンスを得たが、ブカヨ・サカ(Bukayo Saka)が痛恨の失敗。直後にジャロッド・ボーウェン(Jarrod Bowen)にボレーシュートを決められ、下位に低迷するウェストハム相手に手痛い引き分けに持ち込まれた。

 勝ち点4差の2位につけるマンチェスター・シティ(Manchester City)は消化が1試合少なく、さらに前日レスター・シティ(Leicester City)に3-1で快勝して公式戦10連勝と、優勝争いに向けた勢いはシティの方に移っている。アーセナルは26日に敵地でシティとの直接対決を迎える。

 アーセナルを率いるミケル・アルテタ(Mikel Arteta)監督は、「きょうも非常にいい試合の入りをし、美しいゴールが二つ決まった。ところがその後、3点目、4点目を奪いにいかないという大きなミスを犯した」と話し、「適当にプレーしていれば点差を保てると思ってしまった。それで相手に希望を与えた」と嘆いた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS