【4月16日 AFP】22-23スペイン1部リーグは15日、第29節の試合が行われ、2位レアル・マドリード(Real Madrid)は敵地でカディス(Cadiz CF)に2-0で勝利し、チェルシー(Chelsea)との欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)準々決勝第2戦に向けて弾みをつけた。

 レアルは得点のできない時間が長く続いたが、72分にナチョ(Jose Ignacio Fernandez Iglesias 'Nacho')のゴールで均衡を破ると、その4分後にマルコ・アセンシオ(Marco Asensio)が追加点を決めた。

 これで16日にアウェーでヘタフェ(Getafe CF)と対戦する首位FCバルセロナ(FC Barcelona)との差を10ポイントに縮めた。

 カルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は、前節のビジャレアル(Villarreal CF)を2-3で落とした際はチームのモチベーション不足を指摘していたが、この日は「足をすくわれかねない試合だったが、よく集中していいプレーをしてくれた」と選手をたたえた。

 18日のチェルシー戦へ向け、トニ・クロース(Toni Kroos)とルカ・モドリッチ(Luka Modric)のベテランMFコンビとビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)は温存した。レアルは2-0で先勝し、敵地での第2戦に臨む。(c)AFP/Rik Sharma