【04月11日 KOREA WAVE】
11日、法廷に姿を見せたラビ(c)news1
11日、法廷に姿を見せたラビ(c)news1

てんかんを偽装して兵役を回避したとして兵役法違反などの罪に問われている韓国の男性グループ「VIXX(ヴィックス)」メンバーでラッパーのラビ(RAVI)と歌手でラッパーのナフラ(Nafla)に対する公判が11日、ソウル南部地裁で開かれた。検察はラビに懲役2年、ナフラに懲役2年6月をそれぞれ求刑した。

検察は「兵役ブローカーと組織的に虚偽のてんかんと偽り、何度も兵役を逃れようとした点で悪質」と指摘。「反省しているが、具体的な証拠を提示するまで言い訳をしたり否定したりしていた」と指摘した。

また兵役逃れについて共謀した所属事務所「GROOVL1N」代表には懲役2年を求刑した。

ラビについては、ブローカーと共謀して虚偽のてんかんとの診断を受け、現役で社会服務要員として兵役を減免された疑いがあり、裁判を受けることになった。

起訴状によると、RAVIはブローカーからてんかんと偽るためのシナリオを受け取り、失神したように演技して病院で検査を受けた。その後、てんかんが疑われるという診断書を兵務庁に提出した際、ブローカーから「グッド、軍隊免除だ」というメッセージを受け取ったことがわかっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News