城南・亭子橋歩行路事故で現場を収拾する消防隊員ら(c)news1
城南・亭子橋歩行路事故で現場を収拾する消防隊員ら(c)news1

【04月11日 KOREA WAVE】韓国京畿道城南市盆唐区(プンダング)で亭子(チョンジャ)橋の歩道路事故で2人が死傷したのを受け、ソウル市は亭子橋に似た「カンチレバー型」で建設された歩行橋を対象に、専門家とともに緊急安全点検に着手する。

亭子橋は盆唐新都市造成とともに1993年に建設された。長さ110メートル、幅は26メートルで、橋梁の両側に各3メートルずつ歩道がある。事故が起きた歩道はカンチレバー型で片方の端だけが固定され、もう片方の端は支えられていない状態だ。

今回の事故で、警察と城南市は水道管破裂と橋梁崩壊の前後関係、崩壊地点付近に倒れている信号機が橋梁崩壊に影響を与えたかどうかなどを多角的に調べている。

加えて、亭子橋は30年が過ぎた老朽化した歩行橋で、排水路が連結され雨水や除雪剤などが浸透してコンクリート地盤が弱くなったため崩壊原因になった可能性も取りざたされている。

ソウル市が現在まで亭子橋と類似したカンチレバー構造物と把握している老朽化した歩行橋は10カ所余りだ。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News