【4月9日 AFP】ワールドアスレティックス(World Athletics、世界陸連)は8日、2024年パリ五輪から採用される新種目、男女混合競歩の概要を発表した。

 新種目は、男女1人ずつが交互にマラソン距離(42.195キロメートル)を4区間に分けてリレーする。コースは個人種目の20キロ競歩と同じく、パリ中心部のエッフェル塔(Eiffel Tower)の足元で行われる。五輪では25チームが参加するが、陸連は予選の形式については後日発表するとしている。

 男女混合競歩は、男女平等の追求のために廃止された男子50キロメートル競歩の代替種目で、パリ五輪の陸上競技では、男女各23種目に混合2種目が加わってバランスが取れた全48種目が行われる。(c)AFP