【4月8日 AFP】サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリード(Real Madrid)のカルロ・アンチェロッティ(Carlo Ancelotti)監督は7日、今季限りで契約が切れるカリム・ベンゼマ(Karim Benzema)とルカ・モドリッチ(Luka Modric)、トニ・クロース(Toni Kroos)の3人が来季も残留すると考えていると話した。

 アンチェロッティ監督は記者会見で、「(3人は)残留すると思う」とコメントした。モドリッチとクロースについては、すでにクラブと今後に関する話し合いが行われており、「前進」があると明かした。

 その一方で、「彼らがストップする日のことも考えておかないといけない。彼らは他の人にないものを持っており、そうなった時は何かを変えなくてはならない」と指摘。「クロースやモドリッチがいる時とは異なる、別のやり方でクラブの未来を考えなくてはならない」と述べた。

「われわれには(エドゥアルド・)カマヴィンガ(Eduardo Camavinga)や(オーレリアン・)チュアメニ(Aurelien Tchouameni)、(フェデリコ・)バルベルデ(Federico Valverde)、(ダニ・)セバージョス(Dani Ceballos)といった素晴らしい若手がおり、彼らはマドリードで一時代を築くだろうが、クロースやモドリッチ、カゼミーロ(Casemiro)とは違う形になる」

 ベンゼマは2009年にフランス・リーグ1のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)から、モドリッチは2012年にイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)から加入し、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)優勝5回など数々のタイトルを獲得してきた。

 クロースも2014年にドイツ・ブンデスリーガ1部のバイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)から加わり、これまでに4度のチャンピオンズリーグ制覇に貢献している。(c)AFP