【4月8日 AFP】22-23イタリア・セリエAは7日、第29節の試合が行われ、首位ナポリ(SSC Napoli)は敵地でレッチェ(US Lecce)を2-1で下し、優勝へ向けて立て直した。

 試合は1-1の同点で迎えた後半、ナポリのマリオ・ルイ(Mario Rui)のクロスをレッチェのDFアントニオ・ガッロ(Antonino Gallo)がGKに直接バックパス。だが、ボールは虚をつかれたGKウラディミロ・ファルコーネ(Wladimiro Falcone)の手の間を抜けてネットに吸い込まれ、ナポリが幸運なオウンゴールで勝利を手にした。

 この日は先制した後に追いつかれ、ACミラン(AC Milan)に0-4で大敗した前節に続き勝ち点を落とすかに思われたが、これで2位ラツィオ(SS Lazio)との勝ち点差を暫定19に広げた。

  3位ミランはエンポリ(Empoli)と0-0でドロー。先に行われた試合で4位インテル(Inter Milan)がサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)と1-1で引き分けていた中で、チャンスを生かしきれなかった。ミランとインテルの差は1ポイントとなっている。(c)AFP/Terry DALEY