【4月7日 AFP】サッカーイタリア・セリエAのユベントス(Juventus)は6日、本拠地で行われた4日のイタリア杯(Italian Cup 2022-23)準決勝第1戦で、ファンがインテル(Inter Milan)のロメルー・ルカク(Romelu Lukaku)に人種差別的な言葉を浴びせたとして、1試合のスタジアム一部閉鎖を命じられた。

 イタリア杯を主催するセリエAは、ルカクがPKを蹴る前と最中に、アリアンツ・スタジアム(Allianz Stadium)の南スタンドの下段に陣取っていた「大多数のファン」から人種差別的なチャントがあったため、そのセクションを1試合閉鎖すると発表した。

 試合はルカクが決めた後半アディショナルタイムのこのPKで、インテルが1-1の引き分けに持ち込んだ。しかし、ルカクもPK直後に敵地サポーターの前で行ったセレブレーションで2度目の警告を出され、退場処分となった。

 セリエAは同日、ルカクへのレッドカードが確定したと明かし、1試合の出場停止が決まっている。(c)AFP