レアルのビニシウスにまたも人種差別 リーグが調査
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【2月7日 AFP】サッカースペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)に所属するFWビニシウス・ジュニオール(Vinicius Junior)が、5日のマジョルカ(RCD Mallorca)戦で人種差別の標的にされたことを受け、リーグが調査を行っている。
敵地でレアルが0-1で敗れた問題の一戦では、少なくともファン1人がビニシウスに向かって「モンキー」と叫んでいる音声が、ライブストリーミングサービス「DAZN(ダゾーン)」の映像で確認された。
これを受けて同国のプロリーグを管轄するラ・リーガ(La Liga)は6日、「レアル・マドリードのビニシウス・ジュニオールに対し、またしても容認できない人種差別的な侮辱行為が確認された」とし、「適切な法的手続きを取るために、問題の人物を特定すべく、ホームクラブ(マジョルカ)と協力している」と明らかにした。
先月26日に行われたスペイン国王杯(Copa del Rey 2022-23)準々決勝のアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)戦の前には、ビニシウスのユニホームを着せられた人形がレアルの練習施設の近隣にある橋からつるされる事件が起きており、スペイン警察が現在捜査を行っている。
昨年9月には、アトレティコのファンがビニシウスに人種差別的なチャントを浴びせていた動画が確認されたが、マドリード検察は捜査を打ち切った。
ビニシウスは昨年12月に行われたレアル・バジャドリード(Real Valladolid)戦で人種差別を受けた後、「人種差別主義者が試合に足を運び続け、世界最高のクラブを間近で見ているのに、ラ・リーガはこれまでずっと何もしていない」とコメントし、人種差別問題へのリーグ側の対応を批判した。(c)AFP