【4月6日 CGTN Japanese】リアルタイムで映画の興行成績をまとめるアプリの「灯塔専門版」によると、今年の清明節休暇(4月5日)の累計興行収入は5日午後9時時点で1億9400万元(約37億300万円)に達しました。個別の作品では新海誠監督の最新作『すずめの戸締まり』が第1位の5296万元(約10億1100万円)で、第2位は「ハチ公物語」の中国リメイク版『忠犬八公』の3530万元(約6億7400万円)でした。

 今年の清明節休暇はわずか1日でしたが、映画の興行収入は昨年の2022年をはるかに上回りました。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で一部の映画館が閉鎖され、興行収入は大幅に落ち込む状態でした。

『すずめの戸締まり』は上映後2日間で、興行収入が3億元(約57億2600万円)を突破し、中国で上映された日本映画の1日当たりの記録を更新しました。興行収入は現在までに中国国内の歴代第8位になり、累計興行収入は6億4000万元(約122億1500万円)に達しました。

『忠犬八公』は徐昂監督による作品で、俳優の馮小剛や陳沖が主演しました。日本映画のレジェンドである『ハチ公物語』をリメイクした作品で、八筒という忠犬が飼い主の陳敬修を待ち続ける感動的な物語です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News