【4月5日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは4日、第29節の試合が行われ、チェルシー(Chelsea)は勝利につながる多くのチャンスを無駄にし、グラハム・ポッター(Graham Potter)前監督を解任してから最初の試合でリバプール(Liverpool FC)と0-0で引き分けた。

 アストン・ビラ(Aston Villa)にホームで惨敗した後、2日にポッター氏を解任したチェルシーは、コーチングスタッフのブルーノ・サルトール(Bruno Saltor)氏が暫定指揮官としての初陣に臨み、チームの活気を引き出しはしたが、前政権と同様に決定力不足の代償を支払うことになった。

 チェルシーはトッド・ボーリー(Todd Boehly)氏が新オーナーに就任してから、新戦力の獲得に多額の投資を行ってきたものの11位にとどまっており、先行きは不透明となっている。

 リバプールもほとんど良いところがなく、リーグ3戦連続の未勝利でトップ4入りのわずかな望みも遠ざかりつつある。来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場権を争う中で、8位のリバプールは4位トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)を勝ち点7差で追っている。

 一方、ブレンダン・ロジャーズ(Brendan Rodgers)前監督退任後、初の試合となったレスター・シティ(Leicester City)は1-2でアストン・ビラに敗れた。マイク・ストーウェル(Mike Stowell)氏とアダム・サドラー(Adam Sadler)氏が暫定的に指揮を執ったレスターは、リーグ戦ここ7試合で勝ち星がなく、19位に沈んでいる。(c)AFP/Steven GRIFFITHS