【4月4日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは3日、第29節の試合が行われ、トッテナム・ホットスパー(Tottenham Hotspur)は終了間際に同点弾を許して1-1でエバートン(Everton)と引き分け、トップ4争いで痛手を負った。

 58分にエバートンのアブドゥラエ・ドゥクレ(Abdoulaye Doucoure)が退場処分を受けて数的優位に立ったトッテナムは、68分にハリー・ケイン(Harry Kane)がPKを蹴り込み、3位に浮上するかに思われた。

 しかし、88分にトッテナムのルーカス・モウラ(Lucas Rodrigues Moura da Silva)がレッドカードを受けて両チーム10人ずつになると、その2分後にエバートンはマイケル・キーン(Michael Keane)が強烈なミドルシュートをたたき込んで同点に追いついた。

 アントニオ・コンテ(Antonio Conte)前監督の退任により、暫定指揮官に就いたクリスティアン・ステッリーニ(Cristian Stellini)氏の初陣を迎えていたトッテナムは、ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)やマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)と勝ち点で並び4位となったものの、来季の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)を争うライバルたちより消化試合数が二つ多くなっている。トッテナムは、アウェー戦ではここ6試合で勝ち星を手にできていない。

 一方で勝ち点1をもぎ取ったエバートンは15位に浮上し、降格圏から抜け出している。(c)AFP